笑いの神様

うちの直太朗は本当に可愛い顔をしていまして、
その名の通り朗らかで、そしてとても可愛らしい声を発するので、多くの大人にかわいがられます。
はい、親バカです。

しかし、かわいいだけではありません。
直太朗を追いかけていると、たまに奇跡的な瞬間に出くわします。
彼といると、笑いの神様が降りて来たとしか思えないことがたびたび起きるのです。
昨日は、象徴的な一枚が撮れました。
笑いの神様


麺を箸でつまむところまではよかったのですが、
しかし、なぜ先端から食べようと思ったのでしょうか。

天に突き上げた箸からぶら下がる麺は、ぶらりぶらりと
直太朗をあざ笑うかのように、右へ左へ。
直太朗はそれをキャッチしようと、舌を可能な限り伸ばして、舌先で右へ左へ追いかけます。

左手には、どうにか触れずにして麺の動きを操ろうという気持ちが表れています。
しかし、もちろん操れるはずもありません。

麺の先端をキャッチしようと決めたからには、
視線は、ぶらぶらする先端を捕らえていなければなりません。
しかし、あろうことか直太朗の視線は箸先へと向いています。
これではぶらぶらと揺れ動く麺の先端を正確にキャッチできるはずもありません。

しかし、この顔で、このフォームで、冷やし中華を平らげました。
ぶらぶらしている麺を、ひたすら舌でキャッチし、飲み下していました。
とても、とても長い闘いでした。

僕はこの一枚で1年は笑って過ごせると思います。
ありがとう、直太朗。
ありがとう、笑いの神様。

(夫記)



2013年06月23日 Posted by安斎 at 23:03 │Comments(6)

この記事へのコメント
私、まるっきりヨソのおばちゃんなのですが…
微笑ましく愉しく拝見しました。ありがとう。

願わくば、人前で「思いだし笑いの神様」が 降りてきませんように。
Posted by ちも蔵 at 2013年06月29日 00:45
ちも蔵様

いやー、そう言っていただいて素直に嬉しいです。
ホント笑いが絶えません、わが家。

Posted by 安斎安斎 at 2013年07月02日 21:11
思わず吹き出してしまいました。面白すぎる。腹のかわがよじれます。なおちゃん、かわいいね。どんなにうどんをちらかして食べても、こんなに一生懸命食べていたら怒れないね。なおちゃん、ママはテンパリストのごっちゃんににているわ。たまらなくかわゆい。
Posted by まり at 2013年07月05日 22:03
直太朗は育児疲れを吹き飛ばす何かを持っているらしく、多笑とケンカしていた妻が直太朗の言動でゲラゲラ笑い出し、「和むわー」と言って正常に戻ります。
この36歳のおっさんも、生まれ変わったら直太朗になりたいと思うくらいです。
ちなみに、直太朗は「なおくん」とか「なおちゃん」とか親以外には呼ばれていますが、できれば「なおたろう」と呼んでください。短縮するなら「たろう」。もしくは「じろう」でもいいです。「ろう」をつけてほしいのです。
Posted by 安斎安斎 at 2013年07月09日 23:12
はあい。直太郎とよびます。そういえば、山本俊太郎さんは、たろうをつけずに、『シュン』とよんでくださいっていってたね。
Posted by まり at 2013年07月14日 15:22
「シュン」抜かれて、やまたろうになってたけどね。

ちなみに直太「朗」です。「朗」大事。
Posted by 安斎安斎 at 2013年07月15日 07:01
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。