メガネくん
わたくし、結構な近眼、いやド近眼なのですが、
昔からメガネというものが嫌いでして。
今は、たくさんの人に支えられて生きていると実感しているのですが、
若かりし頃は、
「メガネがなきゃ生きていけないなんて思われたくねー、
おれは一人でどこででも生きていけるんだ。
メガネなんてかけねー」なんて
突っ張らかったことを考えておりました。
もっと幼少の頃は、単純に「メガネくん」と呼ばれるのが嫌で、
ひたすら眼科の視力検査表を覚えて、本当は0.3くらいまでしか見えないのを、
1.0くらいに装っていたくらいです。
大学に入る頃に、視力は0.1を切り、コンタクトをはめるようになりました。
裸眼でいると近所のカーネルサンダースに会釈するくらいになり、
不便なので、メガネは作りましたが、
メガネをはめた姿では、極力人目をはばかっていました。
そんな僕が社会人一年目で出会ったメガネ、それが下の写真です。
かわいそうによれよれですが。
レンズというものは大きくなればなるほど厚みを増します。
また、屈折により目が小さく見え、顔のラインも凹みます。
出来るだけ薄く、屈折を緩やかにするにはレンズが小さい方がいいのです。
素材は、プラスチックより、ガラスの方が薄くできます(当時の話なので今は分かりませんが)。
その当時、日本で一番、枠が小さいメガネを探し、
視力0.01の人向けとしては日本一薄く作ってもらったのが上のメガネなのです。
確か、7-8万円しました。
それが、嫁に踏みつぶされました。
確かにケースに入れずに、床に置いておいた僕の不注意です。
わが家には今、家の中で掛けるだけのメガネに7-8万円かける余裕はありません。
しかし、世の中には最近、安くて薄いレンズをつくるショップがたくさんできています。
行ってきました。そしてつくってきました、新しいメガネ。
5990円。
僕は僕なりに、これはこれでかっこいいのではないのかと思っていたのですが…。
妻の第一声。
「はー、目がちっちゃい」
第二声。
「お父ちゃんって本当に目が悪いんだね」
第三声。
「横から見るとグリグリだね、これが牛乳瓶ってやつだね」
ボーナス、レーシック手術に使ったろかな。
(夫記)
昔からメガネというものが嫌いでして。
今は、たくさんの人に支えられて生きていると実感しているのですが、
若かりし頃は、
「メガネがなきゃ生きていけないなんて思われたくねー、
おれは一人でどこででも生きていけるんだ。
メガネなんてかけねー」なんて
突っ張らかったことを考えておりました。
もっと幼少の頃は、単純に「メガネくん」と呼ばれるのが嫌で、
ひたすら眼科の視力検査表を覚えて、本当は0.3くらいまでしか見えないのを、
1.0くらいに装っていたくらいです。
大学に入る頃に、視力は0.1を切り、コンタクトをはめるようになりました。
裸眼でいると近所のカーネルサンダースに会釈するくらいになり、
不便なので、メガネは作りましたが、
メガネをはめた姿では、極力人目をはばかっていました。
そんな僕が社会人一年目で出会ったメガネ、それが下の写真です。
かわいそうによれよれですが。
レンズというものは大きくなればなるほど厚みを増します。
また、屈折により目が小さく見え、顔のラインも凹みます。
出来るだけ薄く、屈折を緩やかにするにはレンズが小さい方がいいのです。
素材は、プラスチックより、ガラスの方が薄くできます(当時の話なので今は分かりませんが)。
その当時、日本で一番、枠が小さいメガネを探し、
視力0.01の人向けとしては日本一薄く作ってもらったのが上のメガネなのです。
確か、7-8万円しました。
それが、嫁に踏みつぶされました。
確かにケースに入れずに、床に置いておいた僕の不注意です。
わが家には今、家の中で掛けるだけのメガネに7-8万円かける余裕はありません。
しかし、世の中には最近、安くて薄いレンズをつくるショップがたくさんできています。
行ってきました。そしてつくってきました、新しいメガネ。
5990円。
僕は僕なりに、これはこれでかっこいいのではないのかと思っていたのですが…。
妻の第一声。
「はー、目がちっちゃい」
第二声。
「お父ちゃんって本当に目が悪いんだね」
第三声。
「横から見るとグリグリだね、これが牛乳瓶ってやつだね」
ボーナス、レーシック手術に使ったろかな。
(夫記)