アトリエタタンのチーズケーキ

世の中にはおいしいお菓子が数多あり
その中のいくつかは特に忘れられないおいしさで
やがて自分にとっての定番となります。

最近のお気に入りは、東小路にある門田餅店の甘辛あられ(1袋300円)。
(以前このブログで書いた丸山鶏肉店と同じ通りにあります)
普段からあまりお菓子を食べない私も、
サクサクと軽い歯触りのあられが無性に食べたくなって
買いに行くことしばし。

幼い頃の記憶というのは鮮烈で、
実家の近所にあった今はなき内田屋ベーカリーへ
おこづかいを握りしめて買いに行った
ひとつずつが大振りのみたらしだんごや、不思議な形のケーキは
格別の味として思い出されます。

そういえば、わが家定番の買い置きお菓子のなかに
「上高地ビスケット」というのがあったけれど、
一体どこのメーカーのものだったのか。
そして今でも売っているのかしら。

さて、そんな私のささやかなお菓子リストのなかに
どっしりとした存在感で書き加えられたニューフェイスがあります。
東京は久我山で通販専門のアトリエを構える
atelier tatin(アトリエタタン)のチーズケーキであります。

ケーキの作り手は渡部まなみさん。
タタンちゃん(あるいはタタン)と呼ぶ人多し。

出会ったのは、5月に開催された六九クラフトストリートの
10センチ横で開かれた青空カフェ。
まだおすわりのできないかわいい赤ちゃんと
甘いものが大好きな旦那さんも一緒に出店していました。

私は夏至バーのお手伝いをしながら、
何度タタンちゃんの焼く不思議なお菓子(名前を失念)を食べたことか。
オオヤミノルさんが淹れるコーヒーとの相性も抜群でした。

そんなご縁があって、タタンちゃんからチーズケーキが届けられたのです。
早速切り分けて、娘と一緒に食べました。
タタン
この笑顔。彼女はこの後もうひと切れ食べました。

クリーミーで濃厚で、食べるとすごい満足感。
でもさっぱりとした口当たりなので、もっと食べられそう。
(この「もうちょっと食べたい」という感じ、大事だなと思います)

昼寝から目覚めた直太朗にひと切れあげて、
残りは切り分けて、ひとつずつラップにくるんで冷凍しました。

同封のカードに「自然解凍がおすすめです」とは書いてあったのですが、
翌日、待ち切れずに冷凍庫から取り出してすぐにガブリ。
これがおいしかった。
まるでバニラアイス。
乳脂肪分が高いせいか、ガチガチに凍ることがないのです。

出張中の夫のために取っておいたつもりが、
結局、私が全部食べてしまったのでした。

(妻記)



2013年07月25日 Posted by安斎 at 16:13 │Comments(0)

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