『空中キャバレー』を観てきました
日曜日。
家族そろって、まつもと市民芸術館で行われた
『空中キャバレー2013』を観てきました。
観て聞いて、だけでは終わらない。
歌って踊って、手をつないで笑い合って、
自分もキャストのひとりになったような、
それはそれは夢のように楽しいひとときでした。
前回、2011年初公演の際には、各方面から
「とにかくなんだかすごく面白い」という評判は聞いていました。
知人からは「『空中キャバレー』は串田和美さんの最高傑作だよ。
しかも松本でしか観られないよ」と聞かされていました。
松本市民として、これを体感しないわけにはいかないでしょう!
「観劇しながらお酒が飲める」とも聞いていたので、
直太朗をベビーカーに乗せ、徒歩で芸術館へ向かいます。
導かれるままに、正面入り口ではなく、搬入口の方へ。
楽隊の奏でる楽しげな音色に誘われるように会場へ進むと
にぎやかなマルシェが広がっていました。
お目当ての生ビールのほか、
トルティーヤやサンドイッチといった軽食の販売もしています。
ほかにも花屋、雑貨店、木工房、ジャム店などなど。
松本近辺在住の女子6人によるユニット「pompom」の
スペシャルショップでは、手作りのお面やおもちゃを売っていました。
衣装に身を包んだキャストの人々が花やお菓子を売りに来たり、
突如、大道芸のようなパフォーマンスがはじまったり、
演者も観客も入り乱れた楽しい雑踏に身をまかせていると、
やがて開演の知らせととともに、舞台の幕が上がります。
楽隊を先頭にして、ワイワイとした雑踏はそのまま特設舞台へと移動。
やがて『空中キャバレーのテーマ』の楽しい調べと
キャストたちの誘いにつられて、踊りの輪が広がりました。
移動するステージに乗って華々しく登場したのは、
音楽監督を務めるアコーディオン奏者のcobaさん。
さっきまでマルシェの一角でお酒を売っていた気さくな人が
一転して哀愁のアコーディオンを奏でます。
タップダンサーRON×Ⅱの華麗な足さばきを目の当たりにしたり、
ジュロ率いるサーカスの一団によるパフォーマンスにハラハラドキドキしたり、
歌と演技にうっとり&切なくなったり。
石丸幹二さんは歌だけでなくサックスが上手だし、
秋本奈緒美さんは歌声もステキ。
さっきまで道化役を演じていた片岡正二郎さんは
マイクを手にしびれる歌声を響かせ、
サーカスの団長を演じていた強面の小西康久さんは
気付けばミュージシャンブースでサックスを吹いている。
キャストのみなさんの多才さには、とにかく驚かされました。
――人にはそれぞれ才能がある その才能は放棄できない
劇中歌の一節が重なって、もの哀しいはずの場面なのに
「自分にもきっと何かがあるはず」なんて、励まされる思いがしました。
最初は圧倒されてぽかんとしていた多笑と直太朗も、
鳴りもののおもちゃ(どれでも50円)を手にするとニコニコ顔。
静かな芝居の場面でも、騒ぐことなく
それぞれ私と夫の膝にのって、その場を楽しんでいるようでした。
『空中キャバレー』は、今日明日の休演をはさんで、
28日まで行われます。
私はもう一回行こうかどうしようか、迷っているところです。
(妻記)
おまけ。帰り道で夫が撮った松本の街並み
家族そろって、まつもと市民芸術館で行われた
『空中キャバレー2013』を観てきました。
観て聞いて、だけでは終わらない。
歌って踊って、手をつないで笑い合って、
自分もキャストのひとりになったような、
それはそれは夢のように楽しいひとときでした。
前回、2011年初公演の際には、各方面から
「とにかくなんだかすごく面白い」という評判は聞いていました。
知人からは「『空中キャバレー』は串田和美さんの最高傑作だよ。
しかも松本でしか観られないよ」と聞かされていました。
松本市民として、これを体感しないわけにはいかないでしょう!
「観劇しながらお酒が飲める」とも聞いていたので、
直太朗をベビーカーに乗せ、徒歩で芸術館へ向かいます。
導かれるままに、正面入り口ではなく、搬入口の方へ。
楽隊の奏でる楽しげな音色に誘われるように会場へ進むと
にぎやかなマルシェが広がっていました。
お目当ての生ビールのほか、
トルティーヤやサンドイッチといった軽食の販売もしています。
ほかにも花屋、雑貨店、木工房、ジャム店などなど。
松本近辺在住の女子6人によるユニット「pompom」の
スペシャルショップでは、手作りのお面やおもちゃを売っていました。
衣装に身を包んだキャストの人々が花やお菓子を売りに来たり、
突如、大道芸のようなパフォーマンスがはじまったり、
演者も観客も入り乱れた楽しい雑踏に身をまかせていると、
やがて開演の知らせととともに、舞台の幕が上がります。
楽隊を先頭にして、ワイワイとした雑踏はそのまま特設舞台へと移動。
やがて『空中キャバレーのテーマ』の楽しい調べと
キャストたちの誘いにつられて、踊りの輪が広がりました。
移動するステージに乗って華々しく登場したのは、
音楽監督を務めるアコーディオン奏者のcobaさん。
さっきまでマルシェの一角でお酒を売っていた気さくな人が
一転して哀愁のアコーディオンを奏でます。
タップダンサーRON×Ⅱの華麗な足さばきを目の当たりにしたり、
ジュロ率いるサーカスの一団によるパフォーマンスにハラハラドキドキしたり、
歌と演技にうっとり&切なくなったり。
石丸幹二さんは歌だけでなくサックスが上手だし、
秋本奈緒美さんは歌声もステキ。
さっきまで道化役を演じていた片岡正二郎さんは
マイクを手にしびれる歌声を響かせ、
サーカスの団長を演じていた強面の小西康久さんは
気付けばミュージシャンブースでサックスを吹いている。
キャストのみなさんの多才さには、とにかく驚かされました。
――人にはそれぞれ才能がある その才能は放棄できない
劇中歌の一節が重なって、もの哀しいはずの場面なのに
「自分にもきっと何かがあるはず」なんて、励まされる思いがしました。
最初は圧倒されてぽかんとしていた多笑と直太朗も、
鳴りもののおもちゃ(どれでも50円)を手にするとニコニコ顔。
静かな芝居の場面でも、騒ぐことなく
それぞれ私と夫の膝にのって、その場を楽しんでいるようでした。
『空中キャバレー』は、今日明日の休演をはさんで、
28日まで行われます。
私はもう一回行こうかどうしようか、迷っているところです。
(妻記)
おまけ。帰り道で夫が撮った松本の街並み
2013年07月22日 Posted by安斎 at 12:23 │Comments(3)
この記事へのコメント
こんばんは☆
空中キャバレー観に行かれたんですね(^^)
私も娘と2人で行く予定です。
子どもには楽しめるか不安でしたが、安斎家のブログを見て良かったです。
私たちも楽しんできます‼
空中キャバレー観に行かれたんですね(^^)
私も娘と2人で行く予定です。
子どもには楽しめるか不安でしたが、安斎家のブログを見て良かったです。
私たちも楽しんできます‼
Posted by 渡部 at 2013年07月22日 23:10
行ってきたよ、わたべさん。
もう行かれましたか。
子連れ歓迎の公演なんて、あんまりないからありがたいです。
首が据わって間もないような子を連れたお母さんも来ていましたが、
赤ちゃんがぐずってお芝居の途中で退場する際も、
スタッフの方がきちんと対応していて、再び観劇に戻っていました。
もう行かれましたか。
子連れ歓迎の公演なんて、あんまりないからありがたいです。
首が据わって間もないような子を連れたお母さんも来ていましたが、
赤ちゃんがぐずってお芝居の途中で退場する際も、
スタッフの方がきちんと対応していて、再び観劇に戻っていました。
Posted by 安斎妻 at 2013年07月24日 12:16
こんにちは(^^)
行って来ました〜‼
小さい子供連れのママもいましたね。
まだ3歳の子には怪しかったみたいで、途中泣いちゃった。
でも、後編始まってすぐ、サーカス団⁈のみなさんと、空中ブランコにはくぎ付けでしたよ(^^)
また次回もぜひ行こうと思います。
行って来ました〜‼
小さい子供連れのママもいましたね。
まだ3歳の子には怪しかったみたいで、途中泣いちゃった。
でも、後編始まってすぐ、サーカス団⁈のみなさんと、空中ブランコにはくぎ付けでしたよ(^^)
また次回もぜひ行こうと思います。
Posted by 渡部 at 2013年07月28日 06:46