日本酒のある食卓
善光寺門前を離れて以来、というよりモンマートとみやさんを離れて以来、
少し寂しく残念だったわが家の酒事情。
妻がたまたま車で通りかかった交差点角に、良さげな酒屋を発見。
そして本日、その酒屋へ散歩がてら行ってきました。
子どもの足で徒歩10分ぐらい、元町の山崎精一商店です。
看板に「久保田」「黒龍」とあるからには、北陸のお酒を推しているお店かと思いきや、
県内産もいっぱいありました。
いろいろと迷った末に、佐久の「明鏡止水」を選びました。
母にもらった会津の漆器に新タマネギのしょうゆ糀和え、
信州新町の作家・塙幸次郎さんの焼き締めの小皿にクリームチーズの酒盗和えを盛りつけ、
明鏡止水は能登で買ったという珠洲焼きの徳利に入れ、
高遠の菅原利彦さんの漆器に注いでいただきました。
妻が独身時代、買いためたものの使いどころがなかった器たちが、
おいしいお酒によって活躍の場を得たという次第です。
昨日は友人の馴染みである「料理 小田」で「大信州」を堪能しました。
信州の酒蔵はいい仕事をするのに、アピールが下手なのでしょうかね。
もっと全国的に評価されていいと思うのは僕だけでしょうか。
(夫記)
妻による追記
私は会社員として編集の仕事をしていた頃、
月刊誌KURAで長野県内のつくり手をたずねる企画を担当していました。
陶磁、木工、染織、金属などなど、多岐にわたる手仕事の現場を訪ねました。
私はものづくりに携わる人々を、心から尊敬しています。
その気持ちを端的に表す行為が「買い物」です。
というか、欲しくなるから買うのですが。
でも当時は実家暮らしのうえ、帰宅は深夜(もしくは明朝)
朝食はろくに摂らず、昼夜は外食という
買った器を使う機会などまったくない生活を送っていました。
そして結婚後、間もなく出産。
夫とふたりきりの時間を過ごすことのないまま怒濤の育児に突入しました。
直太朗の授乳が終わり、ようやくお酒解禁となり、
少しずつ夫との晩酌が楽しめるようになったこの頃。
取材先でコツコツ買ってきた器が、ようやく食卓にのるようになりました。
手にする器ごとにさまざまな思い出がよみがえり、
それが格好の酒肴になるのです。
少し寂しく残念だったわが家の酒事情。
妻がたまたま車で通りかかった交差点角に、良さげな酒屋を発見。
そして本日、その酒屋へ散歩がてら行ってきました。
子どもの足で徒歩10分ぐらい、元町の山崎精一商店です。
看板に「久保田」「黒龍」とあるからには、北陸のお酒を推しているお店かと思いきや、
県内産もいっぱいありました。
いろいろと迷った末に、佐久の「明鏡止水」を選びました。
母にもらった会津の漆器に新タマネギのしょうゆ糀和え、
信州新町の作家・塙幸次郎さんの焼き締めの小皿にクリームチーズの酒盗和えを盛りつけ、
明鏡止水は能登で買ったという珠洲焼きの徳利に入れ、
高遠の菅原利彦さんの漆器に注いでいただきました。
妻が独身時代、買いためたものの使いどころがなかった器たちが、
おいしいお酒によって活躍の場を得たという次第です。
昨日は友人の馴染みである「料理 小田」で「大信州」を堪能しました。
信州の酒蔵はいい仕事をするのに、アピールが下手なのでしょうかね。
もっと全国的に評価されていいと思うのは僕だけでしょうか。
(夫記)
妻による追記
私は会社員として編集の仕事をしていた頃、
月刊誌KURAで長野県内のつくり手をたずねる企画を担当していました。
陶磁、木工、染織、金属などなど、多岐にわたる手仕事の現場を訪ねました。
私はものづくりに携わる人々を、心から尊敬しています。
その気持ちを端的に表す行為が「買い物」です。
というか、欲しくなるから買うのですが。
でも当時は実家暮らしのうえ、帰宅は深夜(もしくは明朝)
朝食はろくに摂らず、昼夜は外食という
買った器を使う機会などまったくない生活を送っていました。
そして結婚後、間もなく出産。
夫とふたりきりの時間を過ごすことのないまま怒濤の育児に突入しました。
直太朗の授乳が終わり、ようやくお酒解禁となり、
少しずつ夫との晩酌が楽しめるようになったこの頃。
取材先でコツコツ買ってきた器が、ようやく食卓にのるようになりました。
手にする器ごとにさまざまな思い出がよみがえり、
それが格好の酒肴になるのです。